目次
クリックアウト
ヘミシンクを聴いていると、意識が飛ぶ事があります。これをクリックアウトと呼びます。「寝てしまう」との違いは、クリックアウトの場合、必ずヘミシンク中に意識が戻ります。もし、エクササイズが終わっても気がつかなかったら、それはきっと寝てしまったのだと思います。私の場合は、気がつくとC1へと戻るステップの途中だったということが多くありました。なぜクリックアウトしてしまうのか、未だに分かりません。今までの記録を見ても、疲れや眠気とは関係なくクリックアウトは起こっています。ただ、明らかに自分の理解や認識を超える体験をしたと思われる時もクリックアウトが発生しています。また、自分のちょっとした行動がきっかけとなり、まるでリンクが途切れてしまったかのような感じでクリックアウトしてしまうケースもありました。しかし多くの場合は、家で普通にヘミシンクCDを聞いている時に起こっています。
なお、クリックアウトしている間でも自分の意識の一部は目覚めていて、その体験を記憶しているという話を聞いたことがありますが、いままでクリックアウトしている時に体験した内容を思い出したという経験は一度もありません。
ヴォイジャー8号
フォーカス34・35の領域にある宇宙船で地球の周回軌道上にあります。次元間を超えて航行します。この宇宙船は、物質的に存在しているのではなく、メンタルツールの一種です。
フォーカス34・35以上のフォーカスレベルに行く時は、必ず最初にこのヴォイジャー8号のジェネレータールームに行きます。
ヴォイジャー8号については、ヘミシンクのガイダンスで、ある程度の内部のイメージについて誘導されるので、参加者はある程度共通のイメージを持つことができます。もっとも、メンタルツールのため、細部は人それぞれ自由に創造することができます。ここでは私のイメージとしてのヴォイジャー8号を紹介します。
ジェネレータールームは円形で、中心部には大きな穴が空いていて、その穴の周囲を取り巻くように銀色の円形の手すりがあります。手すりから下を見下ろすと半透明のスクリーンがあります。なお、このスクリーンに自分の体験したいことを投影すると現実化させることができるそうです。その際は、イメージを具体的に創造するとともに、それが起こる日時も明確に設定します。
手すりの周囲には椅子がぐるりと取り囲む形で配置してあります。椅子は180度回転でき、回転して壁を向くと壁には個人用のコンソールと窓があります。コンソールの手前には棒状の手すりが付いています。コンソールの下には小さな空間があって、手すりを持ってその空間に足から滑るように入っていくと、個人用の小型宇宙船(POD)に乗り込めます。PODは基本的に1人乗りですが、強引にヘルパーと一緒に乗り込むこともできます。PODの操縦は「○○に行きたい」と思うだけで移動できます。
ジェネレータールームの中心の穴の上の天井部分には大きなクリスタルが設置してあります。これがジェネレータークリスタルで、このクリスタルを動力源としてヴォイジャー8号は動きます。セミナーの参加者はヴォイジャー8号に着くと、このクリスタルにみんなでエネルギーを送ります。するとクリスタルが回転しだし、回転スピードが速まってやがて霧状になりヴォイジャー8号全体を包み込んでいきます。
円形のジェネレータールームにはドアが1つあり、そこは居住区へとつながっています。居住区は個室で自分専用の部屋を一つ決めます。部屋の内装は自由に創造(想像)します。セミナーでは、自分専用の個室にベッドや窓を創るとともに、エネルギーシャワーを浴びられるようにしてヒーリングの場とする機会があります。エネルギーシャワーの器具の形やヒーリングのやり方は自分で好きなように創造します。
また、ヴォイジャー8号にはたくさんのヘルパー(ガイド)がいます。ヴォイジャー8号を使って探索する時は、ヴォイジャー8号専用のヘルパーがいます。私の場合は、「スターラインズ」で銀河系内を探索する時は常にヘルパーと一緒に行動していました。いつだったか覚えていませんが、セミナーのあるセッションでジェネレータールームを訪れたとき、参加者が部屋の中心の手すりの周りの椅子にずらりと座っている姿を見たのですが、参加者の椅子の後ろにはそれぞれのヘルパーが立っている姿も見えました。
ヴォイジャー8号は、太陽系や近隣の恒星系を探索する際に使います。銀河の中心部や他銀河を探索する時は、アルファスクエアードにドッキングします。その際には、ヴォイジャー8号の居住区間が二つに分離して、動力室のドアから直接アルファスクエアードに乗り込むことができるようになります。
ホームベース(HB)
フォーカス27にあるモンロー研究所(「TMI There」と呼びます)にあるクリスタルです。ヘミシンクセッションのガイダンスでは、モンロー研究所のダイニングルームにクリスタルがあるとの説明を受けますが、人によってクリスタルの形も違うし、設置してある場所も異なっているようです。ダイニングルームにとらわれず、「クリスタル」を探した方が良いようです。私の場合はカーペットルームで「クリスタル」を見つけました。多分、ここが自分の一番好きな場所だからかもしれません。
この「クリスタル」がフォーカス27以降を探索する際の集合場所、出発点となります。つまり、この「クリスタル」がある場所をホームベース(HB)と呼んでいます。「X27」以降のプログラムでは最初にHBに行き、「クリスタル」から愛のエネルギーを受け取り、グループエネルギーを高めてから探索に向かいます。また、C1(物質世界)に戻る時も、必ずホームベースのクリスタルに立ち寄ってからC1に戻ります。みんなが立ち寄る場所なので、このクリスタルを通して多くの人と繋がれるような気がします。
PICコードは、一度訪れた場所に瞬時に移動するためのツールです。初めて訪れた場所にこのPICコードを貼り付ける(貼り付けるイメージをする)と、次からはPICコードをイメージするだけでその場所に意識をシフトできます。「X27」以降のプログラムでは必須のイメージツールです。ライフラインで学びます。なお、PICは、Personal Id Cordの略で、ピックと発音します。
このクリスタルはアースコアとも繋がっています。このクリスタルに愛のエネルギーを送るとクリスタルからもエネルギーが還ってきます。このエネルギーを充填して探査します。
個人的な意見ですが、私はこのクリスタルは生命体だと思います。
PICコード
PICコードは、一度訪れた場所に瞬時に移動するためのツールです。初めて訪れた場所にこのPICコードを貼り付ける(貼り付けるイメージをする)と、次からはPICコードをイメージするだけでその場所に意識をシフトできます。「X27」以降のプログラムでは必須のイメージツールです。ライフラインで学びます。なお、PICは、Personal Id Cordの略で、ピックと発音します。
①PICの設定
任意のフォーカスレベルの状態に意識を合わせている時、そこに目印となるマーク(PIC)をイメージして貼り付けます。物があればそれに貼り付けても良いし、なければ何も無い空間にマークを描きます。初めて訪れた場所等には目印としてPICを置いてくる習慣をつけると後で便利です。PICはそれぞれ違うマークを設定します。マークは自分の目印としてイメージし易いものなら、「図形」、「文字」、「イラスト」等、何でもいいですが、訪れた場所等を示す標識や看板のような役割のものなので、自分なりにその場所をイメージし易いものにするのが良いと思います。
②PICを使う
息を吸ってPICをイメージし、PICを置いてきた場所やフォーカスレベルに移動すると思い、息を吐く。それだけで瞬時にPICを置いてきた場所等に移動できます。最初は移動した感覚やイメージとしての知覚が無くても、そこに移動したつもりになって移動先のイメージを想像するだけでOK。実際にはちゃんと移動出来ているので、感覚等で確認できなくても大丈夫です。
○○フォーカスに行く
「フォーカス21に行く」というと外部のある場所に行くように思われますが、実際には私たちの意識の一部は全てのフォーカスと繋がっています。つまり、「フォーカス21に行く」ということは、ラジオのチューニングのように意識をフォーカス21の波長に合わせるということ、言い換えれば自分の意識をそのフォーカスにシフトすることです。
あるトレーナーが「外側を見て何もなければ、一度自分の内面を見てみるとよい。例えば、フォーカス27を自分のどの部分で体験しているかを探してみてください。そうすることで新しい知覚が出来るようになる。」と言っていました。正直、未だに自分でもフォーカス21に行くという時、どういう仕組みでフォーカス21を知覚しているのか理解できていません。しかし、フォーカス21独特の感覚は感じ、そこに存在するものを知覚することもできます。理屈は分からなくても在るものは在る、それでいいのかもしれません。
「スターラインズ」では、フォーカスを移動せず、意識だけを他のフォーカスに合わせる機会がありました。例えば、フォーカス42の波長に合わせ、フォーカス42を知覚している状態に居ながら、周りを観察する際にフォーカス12やフォーカス15の意識チャンネルを使うというものです。言葉にすると複雑ですが、実際にはとても簡単で他のフォーカスの波長に合わせた眼鏡をかけて見る感じです。「視覚のみ他のフォーカスに移行する」そう想うだけで意識チャンネルの切り替えは起こります。フォーカスレベルが異なると物の見え方も変わりとても興味深いです。
スペースステーションアルファスクエアード(Space Station α2)
スペースステーションアルファスクエアード(SSα2)は、大きな宇宙ステーションでヴォイジャー8号より高い振動数を持っています。銀河の深淵を探索する時には、ヴォイジャー8号でフォーカス42に移動してからはこのステーションにドッキングします。非常に大きなステーションで、中を移動中、広い空洞の脇を通る機会がありましたが、下を覗き込んでも見えないくらい深い空洞が拡がっていました。また、エスカレーターやエレベーターで移動する際もこの施設の巨大さを感じました。
中には色々な施設があります。
一つは、プライベートスイートルームです。スイートルームの中には「メモリールーム」もあります。ここは「スターラインズ」で訪れます。
二つ目は「ポータルルーム」。時空を超えて探索する場所です。ここは「スターラインズ2」で訪れます。
三つ目は「SPA」。個人だけでなく、I Thereを癒すことができる場所です。ここも「スターラインズ2」で訪れます。
アルファスクエアードにはホテルのロビーの様な場所があって、ヴォイジャー8号の動力室のドアを出ると目の前がそのロビーにつながっています。そこには受付嬢と透明なエスカレーター、エレベーターがあります。受付嬢は制服の色の違いで案内してくれる場所が異なっています。ちなみに黄色い制服を着た受付嬢は、プライベートスイートルームに案内してくれます。この時はエレベーターを使います。ちなみにポータルルームもエレベーターを使っていきます。これらのエレベーターは上下だけでなく横方向にも移動します。なお、SPAはエスカレーターを使います。それも結構長いエスカレーターです。
スペースステーションアルファX(Space Station αX)
アルファスクエアードは、フォーカス49でアルファXにバージョンアップします。どう変わるのか、なぜ変わるのかは分かりません。ステーション内にある「メモリールーム」、「SPA」、「ポータルルーム」、「ロビー」はどちらにもあります。この中で唯一、「メモリールーム」だけはその機能が大きく異なります。その他の施設は変わっていないように感じます。
プライベートスイートルーム
プライベートスイートルームにはロビーから黄色の制服を着たヘルパーがエレベーターで案内してくれます。ちなみにエレベーターは複数あり、ストルームへ行くエレベーターはロビーの右側にあります。エレベーターを出るとすぐ目の前がスイートルームです。(他の施設と同じように、部屋の詳細については人によって異なりますので、ここで紹介するのは、あくまで私が見た・感じた描写です)。スイートルームは全体が円形で、中心部に円柱形の「メモリールーム」があります。スイートルームに入って右手側はヒーリングスペース(ヒーリングベッドが設置してあり、横たわると自動的にエネルギーシャワーに包まれる)、左の壁際にはソファーがあります。なお内装は赤色系です。
メモリールーム
アルファスクエアードとアルファXのプライベートスイートルームの中にある施設です。部屋の中央に位置しています。ガラスの窓が付いた入口のドアは鍵がかかっています。最初にヘルパーと訪れた際にオレンジ色の球体の鍵を渡されました。この球体をドアの窪みに入れるとドアが開きます。2回目以降はいつの間にかこの球体の鍵が自分の腰のあたりに付いていました。
メモリールームの中央にはリクライニングチェアがあり、その前面にスクリーンがあります。このスクリーンに自分自身に関する情報を映し出すことができます。過去も未来も映し出すこともできるとのことです。試しに自分の過去生を見てみました。その時は、インディアンの姿で馬に乗っている姿が見えました。未来に住む家の映像を見た時には、札幌の時計台の様な家が見えました。とても自宅とは思えませんでした…。
フォーカス42とフォーカス49ではメモリールームの機能は異なります。アルファスX(フォーカス49)のメモリールームは、アルファスクエアード(フォーカス42)の時とは違い、「クラスターカウンシル」達(複数人)が中央のテーブルの周りに座っています。壁際には「スターゲイト」があり、クラスターカウンシルの許可があればここを通ってフォーカス49を遥かに超えたフォーカスレベルに行くことができます。スターゲイトの先にはグレートエミッターへと続く流れがあり、その流れに沿って自分の意識もシフトしていきます。スターゲイトを越えた探索は「スターラインズ」のハイライトでもあります。
SPA
アルファスクエアードとアルファXにある施設の一つです。「スターラインズ2」で初めて訪れます。ロビーから長いエスカレーターに乗って向かいます。エスカレーターの終点には、アーチ状の門があり、そこを抜けると熱帯植物の様な色鮮やかな植物がいっぱい生い茂った植物園の様な場所に出ます。しばらく植物の間の通路を進むと広場に出ます。そこには半円状に個室が配置された施設があって、それぞれ濃いえび茶色のドアがあります。広場の上空は天井が見えないくらい高くて、何かの光が射しています。個室に入ると結構狭く、中心に円形の模様があり、その中に立つと「SPA」の加速が自動的に始まります。加速という言葉が適切かどうか分かりませんが、感覚としては意識が拡散し、どんどん拡大して大きくなっていくような感じです。「SPA」の目的は、自分の「I Thereクラスター」の低次の体と高次の体を整合させることです。個人の微細なエネルギーを強化する効果と、自分だけでなくクラスター全体に対するヒーリング効果もあります。
ポータルルーム
アルファスクエアードとアルファXにある施設の一つです。「スターラインズ2」で初めて訪れます。時空を超えて移動できる装置です。意識だけを飛ばす装置ではなく、肉体の姿を持って移動できる装置で、移動した際、相手にもこちらの姿が見えます。
ここにはロビーからエレベーターを使って移動します。案内役はピンクの制服を着ています。エレベーターから出ると、目の前には広い空洞の空間が拡がっています。上を見上げても、下を覗き込んでも先が見えない程巨大な空間です。空洞の壁際沿いには通路があります。この壁際の通路にエレベーターの出入口があります。
エレベーターを出て右の方へ通路に沿ってしばらく歩くと、ポータルルームがある部屋の入り口に着きます。入口にはドアは無くオープンスペースとなっていて、そこを通り抜けると通路の両側にポータルルームの個室が連なっています。このうちの一つに入ります。中には背の高い椅子と、椅子の前に大型のスクリーンがあります。また、テレビのリモコンのようなものがあって、リモコンには右側にスクリーンの「電源ボタン」、真ん中に「ポータルルームに戻るボタン」、左側に「シフトボタン」が付いています。リモコンでスクリーンの電源をオンにし、自分が行きたい時代と場所をイメージするとスクリーンにそれが映し出されます。そこでリモコンのシフトボタンを押しながら「シフト・ナウ」と言うと、スクリーンの中の現実に瞬時に移行します。戻る時は、ポータルルームを思い浮かべてリモコンの真ん中のボタンを押します。
私の場合、実際にはなかなか目的の場所がスクリーンには映し出されませんでした。ただ、これも自転車と同じで、いったん使えるようになると結構手軽に「シフト・ナウ」することができるようになり、ある期間はポータルルームばかり行っていました。また、元からあったリモコンは使い勝手が悪かったので使いやすいように手首装着型のリモコンに作り替えました。
POD
ヴォイジャー8号の装備の一つです。動力室の壁には各個人用のコンソールがあり、その下にPOD格納庫へ行くための四角い入口があります。入口と言っても、横1m位の四角い穴が開いているだけです。入口の上にあるバーを両手で掴んで足から滑るように中に入ると、ポッドの操縦席に滑り込めます。一人用の小さな宇宙船ですがヘルパーも同乗できます。というより私の場合はいつもヘルパーと一緒に乗っています。エネルギーツールの一つであり、操縦は行きたい場所を念ずれば移動します。惑星を訪れた時は、惑星に近づくにつれ目の前のスクリーンに惑星がどんどん大きくなっていくのが見え、臨場感がありました。
スペシャルプレース(SP)
ライフラインで創る自分の居場所。フォーカス27で創ります。言わば、フォーカス27における「自分の家」であり、「自分自身を癒す場」であり、「ガイドと合う場」でもあります。形や大きさは自由で、フォーカス27のどこに創っても大丈夫。最初は自分のイメージを駆使して創りますが、フォーカス27では意識が物質化するので、ひょんなことから姿形はどんどん変わっていきます。時には自分の意志とは無関係に姿形を変えたり、自分が創って無いものがあったりすることもあり、自分の成長と共にスペシャルスペースも成長しています。
私のスペシャルスペースは大きな木で、木の幹が空洞になっていて住居スペースとなっています。入口には逆U字型のドアがあり、自分のマークが刻印されています。ドアにはピンクの丸いノブが付いています。高さ2メートル位の所に大きな枝が水平に伸びていて、その枝にはいくつものブランコがぶら下がっています。このブランコにガイドたちが乗っています。最初は二つしかないブランコだったのに、途中から数が増えていました。中に入るとテーブルセットとヒーリングベッドがあります。ヒーリングベッドは横たわるとドーム状の物が上に被さり、エネルギーシャワーを浴びることができます。また、「スターラインズ」の途中でエレベーターがいつの間にかに設置されていました。このエレベーターには、各階行きのボタンがフォーカスの番号になっていて、このボタンを押すと各フォーカスに移動できるようになっています。もちろんC1にも戻れます。
このスペシャルスペース、最初は通常の木の高さだったのが、エレベーターが設置された時には、上を見上げても木の先が見えないほど巨大な大木に変化していました。自分のヘミシンクの経験が深まるとともにこのスペシャルスペースも成長しているのだなと感じました。
アースコア(EC)
地中の中心核にある結晶です。実世界でも存在しますが、非物質の世界でも存在します。銀河系を探索するに当たって、とても重要な場所です。「スターラインズ」では、アースコアと銀河系コアを結び、その繋がりを強化するお手伝いをします。
物質世界では鉄の結晶があるとされていますが、非物質の世界では水晶のような形をしたコアがあります。モンロー研究所で訪れるアースコアは、フォーカス21やフォーカス27のように非物質の世界のアースコアで、ここにもフォーカスレベルがあります。因みに、フォーカスレベルによってそのコアの形は異なって見えました。私の場合は、フォーカスレベルが上がるにつれ、コアの先はまるくなっていくとともに、より人工的な雰囲気も強まっていきました。フォーカス27のアースコアでは、コアの周りに手すり付きのデッキが取り付けられていて、ぐるりとコアの周りを一周できるようになっていました。何となく観光名所のような雰囲気でした。
モンロー研究所のセミナーでは、アースコアを管理している知的生命体とコンタクトして情報を聞き出すというセッションもありました。残念ながら情報をもらえるほどはっきりとコンタクト出来ませんでしたが、その存在は何度もみました。たた、その存在が管理者なのか、それとも別の存在なのかは確認できなかったですが。
なお、初めてフォーカス34・35に行く時は、アースコアとフォーカス27のホームベースを行ったり来たりしてエネルギーを蓄え、スリングショットの様な形で移動します。
ヘルパー、ガイド
非物質の世界を探索する際に、助言や一緒に付き添ってくれる存在です。「ライフライン」プログラム以降では、各セッションにおいて欠かせない存在です。人によっては、セミナーごとに違うガイドが担当する場合があります。私の場合は、「X27」、「スターラインズ」、「スターラインズ2」それぞれ専用のガイドが来てくれました。長靴を履いた黒猫、日傘をさした女の子、エキゾチックなショートヘアの女性でした。姿・形などの外観や名前は人によって違うようです。「スターラインズ2」のガイドはアークトゥルス出身で、アークトゥルスの探索時には色々助けてくれました。
スターゲイト
フォーカス49のメモリールームにあります。クラスターカウンシルの許可があれば、ここを通ってフォーカス49以上の高次の世界や他の空間(例えばアンドロメダ銀河のとある惑星など)に行くことができます。私が見たスターゲイトは、壁面に100インチ程の長方形の薄型のスクリーンの様な物があり、通過を許可されると、それが徐々に上にせり上がって行き、そこに更なる高みへと続くエネルギーの窓が現れます。そこに飛び込みます。
スターゲイトを越えた世界は、カラフルな色のエネルギーが流れる川の様なものとして知覚したり、時には真っ暗の中、何かのシンボルが見えたり、ワームホールのチューブの様なものを通って別世界に行ったりと、毎回体験が異なっていました。
ヒーリング
非物質の世界では、ヒーリングを受けられる場所がたくさんあります。一つは、「X27」で訪れる「ヒーリングセンター」です。ここでは体のスキャンを始め、何かは分からない物体を体の中に入れられたりと、本格的(?)な治療を受けられます。その他のヒーリングを受けられる場所は、多分個人個人で違うと思いますが、私の場合、3か所あります。一つ目は、スペシャルプレース内のヒーリングベッド。このベッドに横たわるとドーム状のエネルギーがベッド上に現れ、ドームの天井からエネルギーのシャワーが降り注ぎます。また、たまにガイドから緑色の液体の入ったコップを渡されます。効能は分かりませんがいつも飲んでいます。ここのヒーリングベッドは「癒し」のためのものです。二つ目のヒーリングスペースは、ヴォイジャー8号の個室にあるヒーリングスペースです。ここはスペシャルプレースのヒーリングベッドの簡易版で、ここでもエネルギードームによるヒーリングが受けられます。スペシャルプレースのヒーリングベッドとの違いは、スキャン機能が付いています。つまりこちらは「癒し」よりも「治療」を目的としたスペースとなっています。三つ目はアルファスクエアードのプライベートスイートルーム内のヒーリングスペースです。これはヴォイジャー8号のものと全く同じものです。
これらのヒーリングは、非物質の体に対して行われるものなのですが、今までの経験から判断した限りでは、物質世界の肉体や精神にも影響はあるようです。
エネルギー変換ボックス (準備プロセス 1)
ヘミシンクを聞く時の準備段階の一つです。ヘミシンクの体験をスムーズに行うためのもので4つある準備段階の一つ目です。ヘミシンクのエクササイズで必要のないもの(例えば、「体の一部でリラックスを妨げている部分」、「エクササイズを妨げるような思い、恐れなど」)をイメージで作った箱の中に入れて手放します。
やり方は、先ず箱をイメージします。箱の形や色、大きさは自由ですが、蓋が付いていて開け閉めできるものにします。私の場合は海賊映画に出てくるような宝箱をイメージしています。因みに大きさは両手の掌にのる程度の物です。
箱をイメージしたら、箱の蓋を開けてその中に今から行うエクササイズに必要の無いものを入れます。次に蓋を閉め、箱から遠ざかります。この時、人によっては箱を置いて立ち去る人、箱を船に乗せて沖に流す人、誰かに手渡す人、箱を天に向かって上昇させる人、様々です。要は、いらない物を入れた箱を手放す事です。もちろん全てイメージで行うので、現実にはできないことでも大丈夫。完全に箱が自分の手の届かない所に行ってしまったと納得できるイメージをします。
最近ではこの手順を自動化するため、先ず目の前に宝箱をイメージし、「箱の蓋が開いたら自動的に体の中からいらない物が吸い出されて箱の中に流れ込み、全て吸い込まれたら蓋が閉じる」という設定を心の中で宣言します。そして、箱の蓋を開くと余分なエネルギーが一瞬のうちに吸い込まれるように流れ込み、すぐ蓋が閉じます。目の前にはこの箱を処理してくれるガイドが待っているので箱を渡します。箱を受け取ったガイドは立ち去り見えなくなります。
このエネルギー変換ボックスを始めとする準備プロセスは、慣れてくれば自分なりのやり方でアレンジしても大丈夫です。これらはあくまでも自分のために行うものなので、形式にとらわれることなく自分が納得できるやり方(これをやったから大丈夫と思えるやり方)で行うことが大事です。
アファメーション (準備プロセス 2)
ヘミシンクを聞く時の準備段階の一つです。エネルギー変換ボックスの作業が終わったら、心の中でアファメーションを唱えます。これはエクササイズに臨むにあたり、自分のやりたいことの宣言とそれを実現するための手助けを非物質の生命体にお願いするものです。むしろこの宣言は他に向けてするというより、自分自身に向けて行う意味合いが強いものです。「想い」のエネルギーは意外と強いものなので、アファメーションでは自分の想いを強く表明しましょう。
アファメーションは全てのヘミシンクエクササイズの冒頭で行いますが、「X27」、「スターラインズ」、「スターラインズ2」ではグループエネルギーを使うこと、これらの探索では「Oneness in Love」がテーマの一つであることから、アファメーションの内容が少し異なります。
なお、アファメーションはエクササイズではガイダンスとして流れますので、そのまま復唱しても良いですし、自分のオリジナルの文言で宣言しても構いません。ただ、自分は人類全体、地球全体に奉仕するという意図の表明や私たちは愛において一つであるということを認識していることを宣言することは大事です。
準備段階の作業はどれも大切な行為ですが、アファメーションは特に大切な準備作業です。アファメーションの内容によってヘミシンクの体験が大きく変わると言っても言い過ぎではないと思います。ポイントは、アファメーションにより、心を開くことです。
レゾナントチューニング (準備プロセス 3)
ヘミシンクを聞く時の準備段階の一つです。アファメーションが終わるとレゾナントチューニングが始まります。レゾナントチューニングのガイダンスが流れるので、それに合わせて声を出します。
レゾナントチューニングは、声を出すことによりエネルギーの流れを増加させます。とてもパワフルなツールです。声帯を震わせながらしっかりと声を出します。どんな声を出すのかですが、ガイダンスで流れてくる音声を参考に自分の好きな音を出せは大丈夫です。高い音、低い音いろいろと試してみましょう。
リーボール (準備プロセス 4)
ヘミシンクを聞く時の準備段階の一つです。準備段階の最後として、体の周りをエネルギーで包み込みます。いわば、体の周りにバリアを貼ります。張り方はイメージで張るのですが、私は最初の頃、体の中心にエネルギーのボールを作り、それを拡大して体全体を包み込んでいました。慣れてくれば、体の周りに張られたバリアをイメージするだけでリーボールか張られます。また、イメージで作るので最初は本当に出来ているか心配になりますが、必ず出来ています。「自分を信じる心」が大切です。いつか、必ずこのリーボールの存在を感じる時が来ます。
因みに、ヘミシンクは関係なく、私は人混みや嫌な感じがする場所ではリーボールを張るようにしています。